保育士を辞めたい!転職だ!と思ったときの対処法まとめ

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様々な理由から保育士を辞めたいと思ったあなたへ。私自身、保育士として14年間働いております。保育士を続けることが辛くなったこともありました。

保育士を辞めたい…

当時の私は、

  • サービス残業がとてつもなく多い
  • 園長先生と教育方針が合わない
  • そのせいもあり、人間関係がうまくいかない

このような悩みを抱えていました。また、仕事の量・責任のわりに給与が低かったことは否めないでしょう。

心身は疲れ果て、ストレスで肌も荒れ…
子どもたちの前で笑顔でいながらも、内面では「どうしてこんなにがんばってるんだろう…」と思ってしまうこともありました。

転機は別の保育園への転職でした

保育園を辞めたいという思いがつのり、もう限界というところまで来ていました。

そんなとき、わらをもつかむ思いで先輩保育士に相談したときに言われた言葉が、結果として私を救ってくれました。その言葉を紹介したいと思います。


別の保育園に転職するのは悪いことじゃないよ。即戦力が来てくれるのは、転職先の保育園にとってありがたいことだから。

それに、ほかの現場を経験すると、あなたの保育士としての幅が広がるでしょ。経験の豊かな保育士が社会には求められているんだよ。

だから無理しないで、一度転職してみるといいよ。


それまでは、保育園を辞めることには多少なりとも罪悪感がありました。それ以上に、追いつめられて保育士という仕事自体に嫌気が差し始めていたこともあります。

でも、先輩と話したことにより、「このまま保育士を辞めてしまうくらいなら、思いきって別の園に転職してみよう」と考えたのです。

保育士の仕事をもう一度楽しめるようになりました

転職先の保育園は、おどろくほど快適でした。

残業はありますが許容範囲で、シフトがうまく回っていますのでプライベートの予定をキャンセルする羽目になるようなことはなくなりました。

園長先生の教育方針も共感できるもので、「この保育園をみんなで大切に育てていきたい」と思えるようになりました。そのためか、人間関係のぎくしゃくも少なく、ストレスなく働くことができるようになったのです。派閥がほとんどないこともありがたいです。

お給料は… 過去の就業経験をふまえて多少上げていただくことができました(年収約330万円から360万円)。

なにより嬉しかったのは、子どもたちに自信を持って接することができるようになったことです。学生時代に思い描いていた理想の保育士に近づいていけると確信しました。

転職によって私の人生は劇的によくなったのです。

ひとりではうまくいきませんでした

先輩の保育士さんが相談に乗ってくれたからこそ、私は転職活動にふみきることができました。人は追いつめられているとき、自分自身をさらに追いつめてしまう傾向があります。ですので「転職していいんだよ。」と言ってくれたことで私は救われたと思います。

また、転職活動を進めるにあたっては保育士専門の転職サービスをフル活用しました。検索機能の優れた求人サイトを使ったり、専任のコンシェルジュに相談しながら転職活動をすすめることで、希望に合った保育園をはやく見つけることができたのです。

保育士転職サービスでは、求人情報のほかにも「円満退職する方法」「履歴書の書き方」といった転職コラムなども多く用意されており、大いに役立ちました。

これから転職を考えている方のために、おすすめの保育士転職サービスを3つほどあげておきます。いずれも無料ですので気軽に登録されてみるといいと思います。

保育エイド


保育エイド

人間関係のいい保育園を厳選して紹介している保育士転職サイトです。首都圏内に限定されてしまうのがデメリットですが、その分濃い転職情報が集まっています。首都圏内での転職を考えている保育士さんはまず登録しておきたいサイトです。

保育士バンク


保育士バンク

厚生労働大臣認可の保育士専門の転職支援サービスです。保育士の求人数がとにかく多いので、おさえておきたいところです。全国対応です。

保育士コンシェル


保育士コンシェル

こちらも厚生労働大臣認可の保育士転職支援サービスです。転職コンサルタントのサポートが手厚く、業界知識も豊富なので頼りになるサービスです。

それぞれ掲載求人が異なりますし、カラーが違うので、あなたに合ったサービスを見つけるためにも複数登録してみるといいでしょう。

今の保育園を辞めたいと思った時、あなたには別の選択がたくさんあるのだと知ることで、冷静になることができます。一度登録されてみることを私としてはおすすめします。


なぜ保育士を辞めたくなるの?3大理由とは

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誰しも子どもたちに囲まれステキな世界を夢見て保育士になるはずなのにどうして辞めたり転職していくのでしょう。その理由を知ると納得せざるを得ないはず。保育士を辞めたいと思うまでには、大きく3つの原因があります。

  1. 仕事が山積みに:保育士はシフト制にもかかわらず、1日の労働時間が12時間を超えることもざら。激務といえます。
  2. 責任感と給料の低さ:保育士は子供の生命を預かる責任の大きな仕事です。それなのにもらえる給料は初任給で10万円程度。主任でも20万円いくことは少ないのです。
  3. 人間関係の悩み:保育士の8割は女性です。女性の職場ならではの陰湿な嫌がらせや、陰口が大きなストレスになります。
    保育士を辞めたい理由!保育園ならではの3大原因まとめ

保育士を円満に退職するには?

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保育士を辞めたいと思ったときに「円満に退職できるか?」についてはまず考えてしまうことだと思います。誰かにそのことを伝えた瞬間険悪なムードになることがこわくて辞める決心が付かない。最悪、結局辞められず、職場環境が悪化するだけになるのではないか?そうした不安もあるかもしれません。
ですが安心して下さい。最低限以下のことを気をつければ大事にはいたらないものです。

  1. いつ退職するかを考えよう!
  2. なるべく中途退職をさけよう!
  3. 次の採用募集に支障が出ないよう、早めに伝えよう!
  4. 園長ではなく職場の上司に退職の意思を伝えよう!
  5. 丁寧な退職届を書こう!
  6. お世話になった方に挨拶をしましょう!
  7. 職場に返却物を返しましょう!
  8. いよいよ退職。最終確認とお礼を伝えましょう。

    退職について不安があれば、保育士求人サービスの転職エージェントに相談するのもおすすめです。
    保育士が円満に退職する方法 | スムーズに辞める流れと手順

より良い保育園求人の探し方

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保育園の求人を探す方法は大きく7つあります。

  1. 保育園のホームページをみる
  2. 保育士求人サイトを使う
  3. ハローワークに登録する
  4. 学校で探す
  5. 保育園の行事を見に行ってみる
  6. 実習からきっかけをつかむ
  7. 仲間からの紹介

効率的な転職活動をおこなうために、この中でまず押さえておきたい方法は保育士求人サイトです。保育園を実際に見に行ったり行事に参加することは、忙しい保育士にとって気軽にできることではありません。

その点、保育士専門の求人サイトであれば、いつでもどこでもスマートフォンさえあれば、数多くの求人募集中の保育園の中から候補を選び出すことができます。コンサルタントがあなたの条件に合った求人を探してくれる場合もありますよ。

保育士の転職方法 | より良い保育園求人の探し方【保存版】

後悔のない保育士転職をする方法

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  • 今辞めるべきなのか考える:「あの先生と合わないから」など感情的にならずに冷静に考えましょう。
  • 自分の年齢や勤続年数を検討:35歳附近の転職リミットと、勤続年数のバランスを考えましょう。
  • 辞める前にリスクを考える:転職期間中の無収入状態や、ローン・クレジットカードなどの審査が厳しくなる問題を検討しましょう。
  • 転職活動をはやめにする:辞めてから活動するのではなく、勤務中に転職サービスなどに登録し、情報収集をはじめておきましょう。

後悔のない保育士転職 | 失敗を防ぐために検討すべきポイント

保育士から別業種へ転職する方法

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いったん、保育士の仕事を辞めて別の業種に転職することもひとつの選択肢です。その際には、保育士として積み上げたスキルを活かせる仕事にしたいですよね。

  • 接客のスキル
  • 事務作業のスキル
  • 人前で話す力
  • 制作のスキル
  • 子供が好き

例えばこうしたスキルを活かせる仕事を探すのがオススメです。
別業種への転職をする時、求人の探し方は大きく3つあります。

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

このうちおすすめは転職エージェントです。転職エージェントの多くは完全無料でキャリアプランの相談やオススメ求人を見つけてきてくれます。保育士さんは仕事への熱意やコミュニケーション能力が高いので、転職エージェントとしても転職活動をサポートしやすい、とよく言われます。
保育士は給料があまり高くありませんから、なるべく間を置かずに次の仕事を見つけたいですよね。その一方で、激務で転職活動をする時間を取りづらいことも事実です。
こうした事情から、転職エージェントは、保育士とエージェントの双方にとって相性のいい転職サービスだといえます。
保育士から他業種へ転職!スキル活かせる求人の探し方

保育士におすすめの転職サイトは?

保育士を辞めるにあたっては、退職する前に転職サイトに登録しておくべきです。保育士はやはりお給料が高いわけではありませんし、退職後に長期間無職になると生活が厳しくなることもありでしょう。

さらに言えば、辞めるかどうかの決心を付ける前に、転職サイトに登録してどのような求人があるかをチェックしておきたいところです。実際にどういう求人が出ているかを知ることで、具体的な計画を立てることができます。また、転職サイトで求人を眺めるだけでも「自分には別の選択肢があるんだ」ということを理解できるので、気持ち的にも楽になるんです。

以前は保育園や幼稚園の求人はハローワークや大学掲示板、協会・連合会など限られていたのですが、最近では一般の転職サイトでも多く出るようになっています。

>>おすすめの保育士転職サイトはこちら

なぜ保育士転職サイトを利用するべきなのか

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保育園は、園によって保育方針一つをとっても様々な違いがあります。しかし、保育園はセキュリティ上ひらけている場ではないため、他園の様子を詳しく知ることは難しいでしょう。

そのため、求人票に載っている大まかな保育方針、勤務体制を見て就職すると、「こんなはずじゃなかった」ということになりかねないのです。そのため、情報の多くある保育士転職サイトを利用することが良い園に就職するための手段になります。

求人サイトを利用することによって、多くの情報を手にすることができます。では、具体的にどのように便利なのかお話していきたいと思います。

多くの情報の中から自分に合った園を探せる

紙の求人票から自分に合った求人を探す場合、保育方針、勤務時間、勤務体制、職場の人数、など、見比べなければいけない点が多くあり、条件に合った園を探すだけでも多くの時間がかかってしまいます。

しかし保育士転職サイトの場合は、最初に希望条件を登録すればその条件に合った園を見つけることができ、そこから保育園の雰囲気をみながら決めていけるので大幅な時間短縮になります。育児をしながら、働きながら、仕事を探す場合には時間短縮は大きなメリットになります。

専任のコンシェルジュがついてくれる

保育士転職サイトの場合、専任のコンシェルジュがついてくれるサイトが多くあります。コンシェルジュは、希望に合った保育園を探すだけでなく、職場の雰囲気などの内部情報を提供したり、面接調整、入植アドバイスなど希望通りの就職となるように一貫してサポートをしてくれます。

非公開求人を見ることができる

保育園の運営者としては、保護者に退職や新規職員が入ることを知られたくないものです。ですので、ハローワークなど簡単に公開されてしまう場所に求人を出したくないと考える園は多くあります。そのため、非公開求人が多くあるのです。登録制の保育士転職サイトでは非公開求人を含め選択することができるので、多くの求人の中から希望に合った職場を見つけることができます。

転職に必要な用法がすぐに集められる

保育士転職サイトには、転職成功者の体験談、履歴書の書き方、面接のマニュアルなど、求人だけでなく様々な情報が揃っています。一つ一つを検索する手間が省け、また、一般的でなく保育士のための情報であるため、より実践に生かすことのできる情報を手に入れることができます。保育士が転職の際に頭を悩ませる「円満退職のコツ」がのっているサイトもあります。

まとめ

大切な子ども達にとっても保護者にとっても、同じ保育士が長く務めているのは安心感につながります。せっかく転職したのに辞めたい…ということになってしまわないように、複数の転職サイトに登録して、自分の希望や理想に沿った園を見つけて下さい。

>>おすすめの保育士転職サイトはこちら

保育士の転職時にはこうすると良い!アドバイス

わたしも保育士の経験があります。短大を出て、初めて社会人になったとき、保育士という職業に就いていました。地元の保育科を卒業し、地元で就職したため、周りの友人も保育士がたくさんいます。なので、同じ経験者としてアドバイスできるかと思います。

保育士とは、名前通り子どもたちの保育をする仕事ですが、関わるのは子どもだけでなく、その保護者、同僚、先輩後輩…たくさんの人との関わりがあります。
ですので、人間関係がすごく重要になってきます。いくら子どもが好きで楽しく仕事ができていても、基盤の人間関係がしっかりしていないと長続きしません。
保育士という色がは素晴らしいですが、もらう他にも視野を広げてみてやってみたいと思える仕事があったなら転職も悪くないかなと感じます。
もし、あなたが本格的に転職を考えているのなら、スムーズに転職する方法をお伝えします。
まずは、自分の持ち場を全うすることです。保育のカリキュラムに添って、いちばん良い引き際のタイミングを設定しましょう。例えば年度末の3月など、区切りの良い時期を決めます。
退職の意思をなるべく早めに園長にのみ伝えます。女性中心の職場では噂も早く耳に届くので同僚たちにバレてしまった時は、ごまかせる時までごまかした方が、騒動にならず良いです。
そして、自分がどうして転職しようと思ったか、転職して何をしたいか、聞かれたときに具体的に言葉に出して言えることが大切です。保育士も大好きだけど、他の○○にも挑戦してみたいというニュアンスが良いですね。もし、同じ保育業界での転職を考えているなら、地域が離れていたり、託児所、乳児院などカテゴリが違うところに行くことをお勧めします。保育業界、話がまわりやすいので、新しい職場で気持ち良く仕事できるためにも大事かなと。
あとは、辞める前に園と保護者、子どもたちにありったけの感謝を伝えて去ることをお勧めします。

上記のアドバイスをなぜできるかと言うと、自分も転職をしておりますし、先輩、後輩の転職を間近に見てきての経験論だからです。

転職を決めたあなたが、よりよい職場でさらに輝いて仕事ができますように応援しています。がんばってください。

保育園を辞めたいと思っている保育士さんに一番お伝えしたいこと。それは*できれば保育士を続けて欲しい*、ということです。

保育士の仕事は大変です。残業は多く、突発的な対応も求められます。子供の命を預かる仕事ですから責任も大きいです。その割に、お給料は高くないと思います。

ですが、保育士は続けた分だけ*多くの子供達の成長・未来に寄与することができる*やりがいのある仕事です。また、困難を乗り越えた数だけ、*私自身も保育士として、人間として成長できたな*と思っています。

待機児童数は相変わらず増えており、保育士が足りていません。そのために子供たちが辛い環境に置かれ、また、仕事を辞めざるを得なくなる親御さんもいらっしゃいます。

*だからこそ、私たちは保育士を続けるべきなのではないでしょうか?*

今後、厚生労働省の方針により保育士の労働環境改善がはかられる可能性もあります。その時、誰よりもいい笑顔を浮かべているのは、辛い時を乗り越え仕事と向き合ってきた保育士さんだと思います。

もちろん、どう働くは個々の自由です。保育士を辞めて別の業種に転職するのもいいでしょう。でもまたいつか、保育士の仕事に戻ってきていただけたらいいなと思います。