私立保育園から公立保育園へ転職 | メリット整理と転職方法

保育園には、公立の園と私立の園があります。同じ保育士という仕事なので、仕事内容に大きな違いはありません。しかし、保育士として働く環境には大きな違いがあります。実際に私の周りでも、私立保育園に努めた人は10年以内で退職している人が多いのに対して、公立保育園の人は長く続けている人が多くいます。なぜこのように違いが出るのでしょうか。

労働環境の違い

公立保育園は、時間ごとに保育士の数を十分に配置してあります。そのため、保育士の休憩時間、休暇がきちんと確保されており、早番の日には早く帰り、遅番の日の出勤は遅くなるなど時間管理がきちんとしています。その反面、私立は休みをとることも難しく、時間外勤務も多くなる傾向にあります。

育児休暇の取りやすさ

公立の場合、公務員なので産休、育休制度がきちんとしています。また私立の場合、周りの保育士の目を気にして、長く産休を取ったり、一度一度産休を取るとなかなか2人目に踏み出せなかったりということがあります。しかし公立の場合には保育士の移動があるため、周りへの負担を考えることは大切ですが、気にしすぎることなく育児休暇をとることができます。

給与の違い

これが、私立園から公立園への転職を考える大きな理由になると思います。私立園は何年勤めても給与があまり変わらないという園も多くありますが、公立の場合公務員なので年齢によって自動的に給与が上がっていきます。ボーナスもきちんと支払われます。仕事量のわりに安月給といわれている保育士の中では、公立園が給与面では一番だと思います。

公立保育園で働くためには

私立の場合は各園での募集に応募すれば正規採用されますが、公立の場合は地方公務員採用試験に合格しなければなりません

一般的な試験内容は、一次で筆記試験、二次で面接、論文となります。筆記試験では、高校の理系で習うような化学、物理などの問題も出てくるため、勉強が必要となります。

また、公立保育士の募集には、年齢制限があります。年々、年齢を引き上げている傾向にあるようですが、地方によって上限は違うため自分の就職したい地域では何歳まで受験できるのか調べておく必要があります。

また、私立園から公立園へなぜ転職したいのか、自分だけの理由ではなく、きちんと説明できるようにしておく必要性があります。私が以前新卒で面接を受けた時には、「子育てをしたことがないのに保護者の相談にのれるのか」という質問をされました。転職の場合は特にこのように突っ込んだ質問をされることもあるので、きちんと自分の考えをまとめておきたいですね。

公立保育園のデメリット

公立園は、私立園とは違い3、4年で保育園の移動があります。そのため、私立園のように同じ職員と長く仕事をしたり、卒園した子どもたちが遊びに来た時に会えたりすることがありません

子どもたちの成長を見られないというのは、少し寂しいかもしれませんね。しかし、職員間の移動についても、新しい保育を取り入れられるという良い面もあれば、なかなか園独自の保育が確立していかないという悪い面もあると思います。

まとめ

給与や勤務環境の面では私立よりも公立のほうが優れていると思います。しかし、私立には私立にしかない良いところがあります。自分にはどちらがあっているのか、じっくり考えてみてください。

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